一口にストリートダンスと言っても、さまざまな種類があることをご存知でしょうか?ストリートダンスは、最近できたスタイルのものや王道のスタイルなど、数多くの種類があり、現在も進化を遂げて新しいジャンルがどんどん生まれてきています。
そこで今回は、ストリートダンスの特徴とストリートダンスの代表的な種類ついてご紹介します。ストリートダンスについて興味を持っている方の参考になれば幸いです。
ストリートダンスとは?
ストリートダンスの起源は、ブラックミュージックと呼ばれる黒人文化の中で発展した音楽に合わせて踊り始めたことが起源とされています。
ストリートダンスにはたくさんのジャンルがあり、そのジャンルによって時代背景が異なりますが、その中でも共通する特徴があります。それが「ビート」と「リズム」です。
どの音楽も基本的には4拍子のビートがあり、その音を基本のリズムとして音楽に乗っていくところが共通しているところです。
ストリートダンスの代表的な5種類
ストリートダンスには種類があることを紹介しましたが、それぞれのダンスには特徴があります。ここからは、ストリートダンスの代表的な5つのダンスの特徴について紹介していきます。
HIP-HOP(ヒップホップ)
ヒップホップの音楽に合わせてより自由度の高い表現を目指す最もポピュラーなストリートダンスです。時代によってさまざまなスタイルが生まれてきており、ダンスの定義をするのが最も難しいジャンルです。
ヒップホップダンスのジャンルは時代によって大きく分けると「オールドスクール」と「ニュースクール」に分かれます。1970年代のヒップホップダンス黎明期に生まれたBREAK(ブレイク)やLOCK(ロック)といったスタイルはオールドスクールと呼ばれています。
一方、現在主流となっているスタイルは1980年代後期ごろから台頭したニュースクールと呼ばれています。ニュースクールは時代ごとに流行した音楽ジャンルやカルチャーによる影響を受けて、新たなステップやスタイルが派生・確立され続けています。
HOUSE(ハウス)
HOUSEはディスコでかかっていた音楽を元に発展した「ハウスミュージック」から生まれたダンスです。速いビートで軽やかに動き、流れるような素早いステップが特徴的なダンスです。
ハウスダンスの基本的なステップはサルサやカポエィラ、バレエやアフリカンなどがミックスされて作られたと言われています。
BKEAKIN’(ブレイク)
頭や背中で回転したり、腕1本で逆立ちしたりなどの大技が多いのが特徴的なダンスです。ブレイクダンスはヒップホップ文化に置いて、DJ、MC、グラフィティと並ぶ4大要素のひとつで、現在最も人口が多いダンスジャンルとも言われています。
また、ブレイクダンスには、立ったまま踊るエントリー、リズムに合わせて足を素早く動かし相手を挑発したりするフットワーク、アクロバティックな動きをするパワームーブ、主にチェアーなどの身体の動きを止めるフリーズの4つが重要となります。
LOCK(ロック)
ロックとは音楽の”ROCK”ではなく、鍵をかけるという意味の”LOCK”です。スムーズな体の動きから体を止める、ポーズする(ロックする)動きが特徴的なダンスです。ストリートダンスの中でもメリハリのあるダンスです。
また、素早いキレのある動きの中で「ポイント」と呼ばれる指を指したりする動きもあり、曲のリズムに合わせて身体の各箇所、筋肉を上手くコントロールしていくことが大事なダンスです。
POP(ポップ)
1960年代〜70年代にかけて形成されたダンスで、筋肉を弾くという意味のPOP(ポップ)が名前の由来です。パントマイム、キングタット、ロボット、ヒット、ウェーブなどの人間らしくない不思議な動きにが特徴的なダンスです。
ポップダンスは比較的年齢層が高くてもかっこよく踊ることができ、技が熟練されればされるほど、洗練されたキレイな動きになっていきます。また、筋肉を弾いて魅せる踊りなので、筋肉を鍛えることも重要になってきます。
まとめ
今回はストリートダンスの代表的な5種類について紹介してきました。
ストリートダンスは今回紹介したダンス以外にもさまざまな種類があります。それぞれのダンススタイル、動きを取れいれて踊ることによってダンスの表現の幅が広がるので、ぜひいろいろなダンススタイルに興味をもって挑戦してみることをおすすめします。
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