ヒップホップダンスの基本ステップを紹介

 

ヒップホップダンスとは聞いたことあるけれど、ダンス初心者にとって、どのようなステップがヒップホップにはあるのか分からない方も多いですよね。

ヒップホップダンスにはさまざまなステップがあります。しかし、闇雲に新しいステップに挑戦するのではなく、まずは1つのステップを上達させることが上達への近道になります。

そこで今回は、ヒップホップダンスの基本ステップについて詳しくご紹介します。ヒップホップダンスに興味を持っている方の参考になれば幸いです。

 

ヒップホップダンスとは？

ヒップホップダンスとは、ストリートダンスの中でも最も有名なダンスの1つで、ヒップホップの曲に合わせて身体を大きく使って踊るのが特徴のダンスです。

ヒップホップダンスの振り付けは、これでなくてはいけないという決まりがなく、身体のあらゆるパーツを使って音楽に乗って自由に踊ることが特徴で、ソウルダンスやジャズなど、他ジャンルダンスの要素を取り入れるなど、時代によって新しいスタイルが生まれて、進化し続けています。

最近では、エクササイズでも取り入れられており、ストリートダンスをしたことがない人にとっても始めやすいダンスの種類です。

 

ヒップホップダンスの基本ステップ4種類

ここからは、ヒップホップダンスの基本の4種類のステップについて紹介していきます。

ランニングマン

ヒップホップの王道のステップといえば、ランニングマンです。名前の通り、走るようなイメージで、その場で踏み続けるようなステップになります。ランニングマンは、ダンス初心者でも練習しやすく、簡単なのにカッコよく見た目が良いことが特徴です。

やり方としては、足を上げてその足を下ろしながら、逆の足を下げます。次に、後ろに下げた足を上げながら、その足を踏みながら逆足を下ろしていきます。この一連の動作を交互に行えば、ランニングマンの完成です。

チャールストン

チャールストンは足のつま先を軸にして繰り出すステップで、アップテンポの曲にも使えるのも便利なステップです。

まず、軽くつま先立ちになり、16ビート（その場で軽く弾む）を刻みます。次に、16ビートを刻みながらかかとを内、外、内、外に動かしている状態で、足をクロスして前後に移動します。足を前後に移動する際は、床にかかとがつかないようにつま先をあげた状態で膝を使ってしっかりとダウンしましょう。

また、前に進んだり後ろに下がったりする際は、1本の綱を渡るイメージで行うのがコツです。

クラブステップ

クラブステップは、ヒップホップ以外のジャンルでも使われることが多いステップです。
名前の通り、カニのように真横に動くステップで、足のかかと、つま先を両足で「ハ」の字を描くようなステップです。

クラブステップで重要なポイントは重心移動です。足は両足のつま先を近づけた「ハ」の字からスタートし、右に移動する場合右足はかかとに重心を乗せて、左足はつま先に重心を置きます。そこから膝を開くように「V」の字を作ると、体1つ分くらい右に動きます。

次に、元の場所に戻るためには足の重心は変えず、膝を内またにしながら「ハ」の字にすると先ほどの位置に戻ってきます。逆に移動する場合は、重心を反対にすることで動くことが可能です。

やり方さえ分かれば、少し練習をすれば上達するので何度も反復して練習してみましょう。

ポップコーン

ポップコーンは、キックをしながら軸足をスライドさせる基本動作で踊り方はとてもシンプルです。「簡単なのにカッコいい」ということで、振り付けでも使われることが多く、ほかの基本ステップとの共通点も多いため、ポップコーンからの応用で別のステップも覚えやすくなります。

ポップコーンの足の運び方は、右足をキックし、キックした足を逆足の前に交差させるように置いて、逆足を左斜め後ろに下げるステップです。意識する点としては、ポップコーンの名前の通り、弾ける感じを出すことが重要です。

まず、スムーズに重心移動をするためには着地するときにはつま先で着地し、動きも同様につま先で地面を蹴るようにすると重心移動が早くなるとともに、ポップコーンのように「弾け感」が出せると思います。