初心者はどう選ぶ？ダンスシューズの正しい選び方を紹介

ダンスシューズはバレエシューズやジャズシューズ、社交ダンス以外は特に決まったものがありません。そのため、ダンス初心者の方はダンスシューズを選ぶ際に「どんなシューズを選べば良いのか分からない…」という方も多いですよね。

そこで今回は、ダンスシューズの正しい選び方とダンスに向いていないシューズについてご紹介します。ダンスシューズの選び方で困っている方の参考になれば幸いです。

 

ダンスシューズの正しい選び方

ダンスシューズは動きやすさだけでなく、さまざまなポイントを考慮して選ぶことが大切です。ここでは、ダンスシューズの正しい選び方について紹介していきます。

ホールド性のあるシューズ

ダンスシューズを選ぶ際は、適度にクッション性があり、軽くて動きやすいものを選ぶようにしましょう。

中でも、バスケットシューズやテニスの試合で使われるコート用シューズはダンスシューズにおすすめです。これらのシューズは、前後左右の瞬発的かつ複雑な動きが多く、体重移動などのハードな使用を想定した形状になっており、ホールド性に優れています。そのため、バスケットシューズやテニスシューズはダンスシューズとして最適なのです。

シューズの形

ダンスシューズの形は大きく分けると、ローカット、ミドルカット、ハイカットの3種類に分けられます。ハイカットは、足首周りまで高さのある形のシューズになっており、反対にローカットのシューズは、足の甲までしかホールドされずくるぶしが見える形になっています。ミドルカットはローカットとハイカットの中間くらいの高さになっているシューズです。

ローカットシューズは足首が自由に動き、初心者でも踊りやすい形になっています。ハイカットシューズはオシャレでデザイン性を重視した靴が多いです。しかし、足首まであると踊りにくい場合もあり、靴ずれを起こす可能性があります。そのため、踊りやすいダンスシューズを探している方は、ローカットかミドルカットシューズがおすすめです。

デザイン性

ダンスは見せるものですので、デザイン性が良いものが好ましいです。

できれば、自分の気に入ったデザイン性のものを選ぶとテンションが上がり、練習にも力が入ると思います。しかし、いくらデザイン性が気に入ったものがあってもケガの原因となるため、履き心地がしっくりとこないシューズは選ぶことをおすすめしません。見た目のデザイン性から選ぶのもおすすめですが、足に合っているという最低限の条件はクリアしたものを選ぶようにしましょう。

ダンスに向いていないシューズ

ダンスシューズの正しい選び方について紹介してきましたが、シューズの中にはダンスシューズに向いていないものもあります。ここからは、ダンスに向いていないシューズについて紹介していきます。

ランニングシューズ

一般家庭でよく運動靴として履かれているランニングシューズですが、実は、ダンスには向いていません。というのも、ランニングシューズは走るために作られたシューズのため、前に動くことを前提として作られています。また、ダンスで行う横方向の動きや、つま先、かかとを使ったひねりなどには弱い設計になっています。

そのため、前後左右、爪先立ちなど、変則的かつ瞬発的な動きを必要とするダンスシューズにランニングシューズには向いていないのです。

ヒールマークが床に残るシューズ

ヒールマークとは、ダンススタジオなど室内でダンスをするときに、靴とフロアの摩擦によって、フロアに靴の跡がついてしまうことです。フロアが傷ついてしまったり、掃除が大変になってしまいますので、スタジオなどではヒールマークが床に残るシューズを履くことは基本的にNGとなっています。

特に、安い素材のソールだとヒールマークがつきやすいものがあるので、どこのメーカーか分からないようなシューズはなるべく避けるようにしましょう。

一度は聞いたことがあるような有名なスポーツブランドのシューズなら安心して室内でも使うことができるので、初めからしっかりとしたブランドのシューズを選ぶことをおすすめします。